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ますます複雑化する近年の新薬開発において、非臨床・臨床試験・実臨床間など様々な「壁」をいかに越えられるか、そして一人一人の患者さんにいかに有効かつ安全な薬剤を届けるか、が、レギュラトリーサイエンス研究の大きな課題・挑戦となっています。

本年の第13回DIA日本年会では、立命館大学薬学部教授の平山佳伸先生を大会長にお迎えし、「患者志向医療を目指すレギュラトリーサイエンスのブレークスルー」をテーマに、昨今の医学薬学や情報技術分野等での科学技術の進歩により、それらの壁を乗り越えて、患者志向の新薬開発が更に前進する可能性とその影響ついて、様々な角度から議論してゆきます。特に従来からの開発・薬事・安全性を中心とした議論に加え、患者の細胞を直接用いた疾患解明、実臨床からのビッグデータの具体的活用等、新しい科学技術について触れながら、昨今の医薬品開発の大規模化・国際化の中で、今一度「患者さんのために」という初心に立ち返る機会にしたいと思います。

また本年7月に、長年に亘りDIAに積極的に貢献されてきた黒川達夫先生が日本人で初めて、DIA GlobalのPresidentにご就任されました。更に、前週にICHが日本で開催される機会を活かし、海外からFDA、EMAなどICHに関係される方々をお招きする予定となっております。

皆様には、この記念すべき年の日本年会に、ぜひご参加いただきますよう宜しくお願い致します。

第13回DIA日本年会の注目セッションをご紹介します!

昨年の参加者の声

PMDAの方々との直接の対話
「PMDAの各部門の代表者の方が登壇されて行われる『PMDAタウンホール』では、フロアからの様々な質問や意見にもその場で回答をしていただけたので有意義なセッションでした。普段はなかなか直接PMDAの方に質問はできないので、DIA日本年会のPMDAタウンホールは貴重な場となっていると思います。」

新たな人脈形成の場
「はじめてDIA日本年会に参加しました。弊社からは1人での参加でしたので、会場で誰ともお話しすることはないと思っていましたが、2日の夜に開催されたチャッティングセッションに参加したところ、多くの方と名刺交換ができ、また自分の業務に関したHot topicについても産官学の方々と意見交換することができました。」

普段はなかなか聴くことができない演題
「DIA日本年会では日本人の方に加えて、海外でご活躍の著名な方の講演も聞くことができるので、毎年楽しみにしています。FDAをはじめとする他国の規制当局の方の講演を日本で、しかも生で聞くことができるのはDIAならではだと思います。DIAが中立的な組織であり、演者や参加者の方からは、普段思っていることや将来への期待などについて、個人の意見として、率直に、オープンに発言してくださるので面白いです。」

ほとんどのセッションでパネルディスカッション!最後まで集中して楽しめる。
「DIAが他の学会と異なる点は、ほとんどのセッションでパネルディスカッションの時間が組まれていることだと思います。演者が一方的に講演し、座長が1つ2つ質問して、時間があればフロアから1つくらい質問を受けるというのが、通常の学会だと思います。しかし、DIAでは演者同士で質問し合う、座長が演者(パネリスト)に質問を投げかけて議論が広がっていくということがされています。フロアから質問したいのだけど躊躇することが多いのですが、このようにパネルディスカッションをしていただけると、多くのフロアの人が聞きたい質問もステージ上で展開していただけるので、最後まで集中して楽しむことができます。」

幅広いトピック、レベルも様々なセッションが用意されている
「薬事規制や戦略的な課題を議論するハイレベルなセッション、実務者が直面している課題について意見交換するセッション、さらには研修的要素を取り入れた初心者向けセッションまで、参加者が自分のレベルに合せてセッションをチョイスできるのは助かります。また、薬事や臨床開発のみならず、CMCやメディカルアフェアーズなどのトピックも取り上げられており、広範囲に最新状況を把握できます。」

患者さんとの対話の機会
「企業に勤務している者は、患者さんの声を直接伺うことは難しい。しかし、DIA日本年会では患者さんが演者としてご登壇されるセッションもあり、医薬品などに関するステークホルダーがそろった状態で今後について語りあえる場は大変貴重である。」